2015年10月30日金曜日

39日目。

トイレをしっかり覚えたという判断か、夜に帰ると、私のPCデスク周りに立てていたバリケードが撤去されていた。
カブは例によって「なんだ、ゴラァ」とでも言いそうな目つきではしゃぎ回っている。かと思えば、全く気配もなくソファーの上で寝ていて、気づかず横に座って、また離れて、どこに行ったのかと探したら実はさっき隣にいたのだと分かって驚く、などということがしょっちゅうある。
居場所がわかりにくいのは白くて小さいせいだろうが。

2015年10月29日木曜日

38日目。

今日は体重を量ったら780gあったそうで、1kgを越えるのも時間の問題だ。


前にも書いたが明るいところで見ると瞳が細くなっていることもあってなかなか恐ろしい顔をしているが、寝ているとかわいい。しかし、相変わらず夜中に寝返りを打つと背中の下できゅーきゅー鳴かれて起こされたりするのは日常茶飯事で、安眠させてもらえないのには困ったものだ。

2015年10月28日水曜日

37日目。


猫の赤ちゃんから仔猫になってきた。顔が恐いと言うか目つきが恐い。猫は動物にしては顔が平たく、目が正面についているので人間に近いのだけれど、この子の場合は何となく眉毛をそり落とした恐い人に見えなくもない。暗いところだと瞳が大きくなるのでちょっとは可愛くなる。

2015年10月27日火曜日

36日目。

カブはなぜか寝ている間に足にまとわり付いて、噛む。痛いほどではないが刺激はあるので、目が覚めてしまう。
家内が色々ネットで知識を集めていて、指などを噛むのを許してしまうと、大きくなっても噛み癖が抜けなくなるのでよろしく無いと言う。寝ている間のことはどうしようもないのだが、起きているときは、噛んで遊ぼうとしたら、ぬいぐるみなんかをあてがってやった方がよいらしい。
猫の口に指を突っ込むのは面白いのだが。

2015年10月26日月曜日

35日目。

カブさんの体重は680gになっているそうで、遅いんだかどうだかよくわからないけれど、着実に成長はしつつある。
恐ろしいのは、先住猫との関係で、走り回れるようになってから、家の中を無邪気に駆け回って、縄張りを荒らしたり、先住猫用の、「15歳以上用」のキャットフードに口をつけたり、やりたい放題だ。
どうも最近先住猫が食事を摂らず、ウンコをした形跡もなく、そろそろお迎えが来るではないかと不安で、それが、縄張りを侵した新参者のストレスによるのではないかと言う気もするし、しかし、姿を見ても、触りに来ない限りは威嚇をしたりと言うことも無いから、そんなに気になっていないようにも見えるし、かと思えば先住猫の方がカブの「離乳食」のキャットフードを食べている気配もあるし、ひとつ心配が消えても、またなんやかやと考えさせられる。

2015年10月25日日曜日

34日目。

TVやPCの画面で動くものに反応するようになってきた。


こういうものに全く興味を示さない子もいるのだが、その違いはよくわからない。

2015年10月24日土曜日

33日目。

今日は会社の行事で鳥取へ。
家内も同行の予定だったが、カブの世話があるのでキャンセルした。早いものでもう一月以上経っている。狭い家だが家中を走り回り、先住猫にしばかれたりしつつ、まずまず元気に育ってくれている。耳の聞こえの問題で、先々、大きな声で鳴くようになるだろうから、その防音の対策が問題だ。

2015年10月23日金曜日

32日目。

だいたい600g弱まで育ってきたけれど、ちょっと子猫らしい丸みに欠けているような気がする。食が細いのかもしれない。
そんなことを家内と話していたら、先住猫のフードを食べているところを発見。どうなっているのか。

2015年10月22日木曜日

31日目。

昨夜も夜中中まとわりつかれて、朝起きたときも腰のあたりに寄り添っていた。
この仔にとっては我々が親のようなもので、こうして頼られるのはやはりうれしいものだが、もしかすると、くっついた方が温かいからと言う、それだけの理由かもしれない。

2015年10月21日水曜日

30日目。

昨夜は夜中に何度も起きてしまい、寝不足になっている。
走り回ったりごはんを食べたりウンコをしたりしても、いつのまにか自分のベッドに帰って寝てくれているのだが、夜中になると、人間が寝ているベッドに上がってきて、まとわりつくのだ。
ういやつよのう、と、思うのだけれど、

・もみあげをなめる。
・眉毛をなめる。
・股座に挟まって寝ようとする。
・背中に寄り添って寝てしまい、寝返りを打つと下敷きになってピーピー鳴く。

といった具合で、正直しんどい。

2015年10月20日火曜日

29日目。

519g。来た頃よりは大きくなっているが、食が細いせいか、普通の子猫よりスリムな気がする。

2015年10月19日月曜日

28日目。

かなり頭を抱えていたトイレ問題だが、昼のうちに、あっさりと、トイレでおしっこをしたらしい。ついでにウンコもしたそうだ。
とはいえ、私のPCデスクの周りは、潜り込めないように道をふさいでいるのだけれど、やはりそちらの方が好ましいようで、ぴーぴー鳴きながら通れる隙間を探そうとする。

2015年10月18日日曜日

27日目。

今度の悩みは隠れておしっこをすることで、これがなかなか躾けるのが難しそうだ。


食べたり飲んだりは安定してきていると言っていいのではないかと思うし、走り回ったりして疲れると、自分でベッドに帰って眠りについてくれるのは助かる。

2015年10月17日土曜日

26日目。

朝、ミルクをやる時におしっこをさせようとしたがほとんどしなかった。
食べるほうはと言えば、ふやかしたドライフードを小さじ半分ほどなめ取るぐらいで、しっかり食べてはくれないが、食べないわけではないし、何より元気に動き回っているので、状態は悪く無さそうだ。

しかしその後も、家内が世話をしているときに、やはりおしっこをしない。これは怪しいと思って、昨日ウンコをしたと言う私のPCデスクの周りを調べたら、壁際の、バッグなどを掛けた下の物陰の床が濡れていて、どうやらそのあたりをトイレ代わりにしているようだった。
困ったものだが、自分でおしっこをするようになったのはよいことだ。先住の猫のトイレを共用にするわけにもいかないので、子猫用の小さいトイレを買ってきてやり、ついでにベッドも用意した。

2015年10月16日金曜日

25日目。

今日は家内が浣腸をしたらしい。それでもすぐにはウンコをせず、私のPCデスクの下にもぐりこんでから、かなり固くなったのを排泄した模様。
そのウンコを持って、動物病院に検査に行き、寄生虫について調べてもらうと、結果はシロ。最初の頃蚤がついていたのだが、幼猫に蚤がいた場合、サナダムシが寄生している可能性があるそうだ。無事で何より。
耳についても聞いてみたそうだが、人間のように聴こえるか否かを意思表示してくれるわけではないので、聴力を調べるには、麻酔をかけて電流を流して、と言った大変なことになるらしいのでやめておく。

2015年10月15日木曜日

24日目。

今日は、あえてほったらかしにしたりして、夕方ミルクを50ml飲んだりして、それなりに腹が減れば飲んでくれるのだと言うことが分かったとのこと。
そのほか特に変化はなく、相変わらずウンコはしない。

2015年10月14日水曜日

23日目。

カブは、すでにベッドやソファーによじ登れるようになってしまった。
まだよちよちしているのに、動きは見た目よりすばやくて、ちょっと目を離すと見失ってしまう。
よく動くので健康なのではないかと思うのだが、食べない飲まない、排泄しない。
本当に難しい。

2015年10月13日火曜日

22日目。

うちに来て3週間が過ぎた。四国で拾われた時点で生後何日目だったのかが分からないが、ミニマムで生後3週間強、長くとも生後1ヶ月と言ったところだろう。
相変わらず食が細くてウンコもしないのは悩ましいが、それより気になっているのは、耳が聞こえているかどうか。
昔、親が二代に渡って飼っていたので、白い猫は概して身体が弱い気がしているが、特に、白猫で目が青い仔は、耳が聞こえない可能性が高いと言う。子猫のうちはみんな目が青いので、まだ本当の色は分からないのだが、音に反応しないところを見るとかなり不安だ。
大体、目の色は生後1ヵ月半ぐらいまで判明しないこともあるようだが、耳の方は生後半月ぐらいで出来上がると言うから、恐らく聞こえていないのだろう。

2015年10月12日月曜日

21日目。

3連休だが、ほぼほぼ猫を愛でるだけで過ごした。
猫は歳をとってからの方が面白いが、反面、玩具などに見向きもしなくなるので、その点では若い猫の方が世話のし甲斐といおうか、遊び甲斐はある。


爪も歯も小さいながらにしっかりしているので、今は力が弱いから笑っていられるけれど、その内かなり痛くなる。

2015年10月11日日曜日

20日目。


歯が生えているので飲みにくいはずだが、薄めに作ったミルクをまだまだ飲む。乳首の先が噛み千切られないよう注意が必要だ。

2015年10月10日土曜日

19日目。

今日は午後から家内が出かけるので、ほぼ半日、面倒を見なければならない。
おしっこなど、股間を刺激してやらないと出さないのだが、そのコツが、どうも家内はよく分かっているようで、私がやるのと家内がやるのとでは、出すおしっこの量がぜんぜん違う。
それでも、だいたい3時間おきに、おしっこ、ミルク、フードの時間を設けて、フードも小さいさじ1杯ほどなめてくれ、ミルクも飲んで、なんとかうまく行ったように思う。

2015年10月9日金曜日

18日目。

相変わらず、フードはあまり食べないようで、朝はミルクだけ与えて出た。
ウンコはしないが、固形物をほとんど食べていないので、しばらくは気長に待つべきか。

2015年10月8日木曜日

17日目。

相変わらずウンコはしないし薄めたミルクしか口にしてくれないままで、回数を増やして対応している。
しかし、元気そうではある。


写真を撮ろうとすると、素早くこっちに向かってくるのでピントが合わない。

2015年10月7日水曜日

16日目。

朝、ばたばたしつつも、離乳食は食べてくれなさそうなので通常の倍の薄さにしたミルクを飲ませて家を出る。
夜に帰り、家内に聞くと383gほどになっているとのことで、箱から出してやるとよく動き回るし、意外と足は速いし、ソファから床に飛び降りたりもしていたらしく、ウンコのことなど不安はあるが成長はしてくれているようだ。

2015年10月6日火曜日

15日目。

朝はとりあえず箱から出し、運動代わりにうろうろさせてから、粉砕したフードを薄いミルクでふやかしたものを与えてみるが、食べようとしない。ミルクの方は飲んだので、後を家内に任せて出勤した。

そういえば、昨日動物病院に行って、そうすると診察券を作ることになり、そこには猫の名前をしるさねばならないのだが、結局、

カブ

にしたとのこと。もちろん、事前に案として聞いていたので、私の知らないところで家内が勝手に名付けたわけではない。
白いから、まあ、野菜のカブっぽいというのもあるけれど、「日本最後の鷹匠」と呼ばれる松原英俊さんという方が飼っておられた鷹の一羽からいただいたものらしい。その鷹の名は漢字で書くと

加無

であり、加えるもの無し、無欠と言うことだから、ちょっと立派過ぎる気はする。

2015年10月5日月曜日

14日目。

前日の努力も報われず、ウンコをしない。
で、結局動物病院へ。
先生に浣腸をしてもらい、帰る途中で出るかもしれませんと言われたものの出ず、家で先生のアドバイスに従ってさらに浣腸をして、ようやく3本ひねり出したそうで。
家内の苦労に頭が下がる。

2015年10月4日日曜日

13日目。

今日は朝から ミルクを飲まないし、ここ数日ウンコもしていないので、流石にやばいのではないかとあれこれ手を尽くした。

・半身浴で温める。
・野放しにして歩き回らせ血行をよくする。
・肛門を軽く叩いて刺激。
・肛門周辺マッサージ。
・浣腸。
・綿棒でごにょごにょ。

しかし、まったくウンコをする気配も無い。おしっこはするので、このままだとかえって脱水しかねないため、薄めたポカリスエットを飲ませたりしつつ、様子を見て、ネットで情報をあさって、なすすべもないかと思っていたのだが…。歯が生えてきているので、もしかして、まだ小さいが、もうミルクより離乳食の時期なのかと、子猫用フードを粉砕してふやかした雑炊のようなものを与えたら…。


食べてくれました。動いて、食べて、寝て、今夜か明日にはウンコをしてくれるとよいのだが。

2015年10月3日土曜日

12日目。

体重は333gで、それなりに大きくなっていってはいるが、相変わらずミルクは飲んだり飲まなかったり。今日はそこそこ飲んだので、まだましなほうだが、もっと腹をすかせてぴーぴー鳴いてもいいんじゃないかとは思う。かなりおとなしい気がするが、家に猫の乳飲み子がいたのは20年ほど前のことだから覚えていない。


ただし、箱から出してやるとかなりうろうろと動き回るようになった。弱々しい後ろ足も、少しはしっかりしてきたようだ。

2015年10月2日金曜日

11日目。

朝、7時前に鳴き始めたので、ミルクを作って与える。最初の頃の2倍の量だが、ほぼ飲みきってくれた。家内に聞くと、3時ごろにも少し飲んでいたらしい。


夜帰宅して聞くと、まあまあ今日は良く飲んだほうらしいが、おしっこが少し色付いてきているのはよろしくない。日々調子が変わるのでなかなか難しい。

2015年10月1日木曜日

10日目。

今日も朝はそっとしておいて、家を出た。
電話で様子を聞くと、295gあり、 ミルクも昨日までよりよく飲んでいる様子。


 保護されたときに与えられていた銘柄のミルクが尽きて、別の銘柄のミルクを与えていたのだが、最初のと同じ銘柄のミルクにしてみたら飲むようになったようだ。銘柄は一緒でも、成分は違う別の商品なので、たまたまかも知れないが。