2015年12月20日日曜日

90日目。

ちょっと間が空いてしまった。
カブは順調に育っている。なかなか目に見えて大きくなった感じはしないけれど、筋肉質になってきた。動きも活発で、噛む力も強く、やられると結構痛い。




キャットタワーを早い時期から導入していたのだが、自力で登れるようになったのは最近のこと。一番上のハンモックを気に入ってくれたようで、よくここで寝ている。

2015年12月6日日曜日

76日目。

非常に暴れん坊になってきた。台所にいると、ゴミ箱を利用してキッチンのカウンターに上がってくるのだが、火のついたコンロの周りをうろついたり、水を出しているのに流しに降りたりとやりたい放題で、火で毛を焦がしてしまったり、足を濡らしたり。普通ならそれで驚いて次からやめるのだろうが、まったく気にしていないのは何故だろうか。


買い物から帰ったら全く姿が見えないのでどこに行ったのかと思ったら、箱の中で寝ていた。耳が聞こえないためか、自身もあまり鳴かないので、姿を見失うと探すのが難しい。


加減がわからないところがあるのか、玩具なんかもあっという間に破壊してしまう。男の子は昔からいたが、兄弟がいた影響か、もっとおとなしかったので、ここまでやんちゃなのは初めてだ。

2015年11月29日日曜日

69日目。

昨日測って、カブさんは1,234g。数字がきれいに並んでいて、意味はないが気持ちよい。一人前の猫になるのはまだまだ半年以上先だろうか。


 
 
起きている間は人にも猫にも襲い掛かり、台所で火のついたコンロの周りを歩き回り、流しに入ったり、悪いことをし放題なのだが、寝ているときは天使のようである。

2015年11月23日月曜日

63日目。

カブは1170gにまで成長したけれど、まだまだ子猫のままだ。
耳が聞こえないからだろうが、いちど寝始めると、なかなか目を覚まさない。相変わらずテレビの前あたりで、いつの間にか熟睡している。


寝ていると非常に可愛い。まだ頭が大きくなっていないので、相対的に耳の比率が大きいから、耳を寝かせているとフェネックのようでもある。


目を開けるとちょっと表情がきつめ。眼の色が薄いグレーに近い青なので、人のようでもある。そして、まだ子猫だからだろうが毛が繊細で手触りが非常に滑らか、心地よい。


ひとたび起きてしまうと、元気すぎて手に負えない。 スマートフォンめがけて、というか、人間の手を遊び相手か玩具か何かだと思っているようで、指をめがけて襲い掛かってくる。

2015年11月15日日曜日

55日目。

体重が1kgを超えた。来た頃からすると、5倍以上になっている。といっても、成猫だと小さくても3kgぐらいだから、まだまだ大きくなる。
それはよいのだけれど、困ったことに元気がありすぎる。あちこち走り回り、食卓に上がったり 、行儀が悪いことこの上ない。人の手や足をかむクセがついてしまっており、しかも見かけ以上に力が強くなっているから結構痛くてたまらない。

白虎とか白蛇とか、白いとやっぱり何となく神々しい。

耳が聞こえないのでTVの前でも寝てしまう。
暴れまわり、走り回って疲れると、静かに眠る。眠っている間は、とてもきれいで可愛らしい。しかし、目を開けると、ちょっと恐い顔になるのは変わりがない、

2015年11月8日日曜日

48日目。

先週の日曜に母の兄である伯父が亡くなり、月曜に岡山県の和気郡と言うところへ葬儀に出向いたのだが、その後もばたばたした一週間で、すっかり間が空いてしまった。

人の腹の上で暴れる、噛み付く。
嫁はんのひざの上で、頭に血が上りそうなかっこうで熟睡。
写真を撮っていたら目を覚ました。わりと凶悪な面構え。
カブは900g前後まで大きくなったが、まだまだ猫のミニチュアと言う感じのサイズ。しかし、とにかく元気で、走り回り、飛び掛り、指に噛み付き、手に負えない。
しかも、トイレを覚えたのにもかかわらず、以前におしっこをしていた私のPCデスクの下にもぐりこんでおしっこはもちろんウンコまでしていやがった。
許さん。と言っても仕方が無いので、通り道をふさいでおくしかない。

2015年10月30日金曜日

39日目。

トイレをしっかり覚えたという判断か、夜に帰ると、私のPCデスク周りに立てていたバリケードが撤去されていた。
カブは例によって「なんだ、ゴラァ」とでも言いそうな目つきではしゃぎ回っている。かと思えば、全く気配もなくソファーの上で寝ていて、気づかず横に座って、また離れて、どこに行ったのかと探したら実はさっき隣にいたのだと分かって驚く、などということがしょっちゅうある。
居場所がわかりにくいのは白くて小さいせいだろうが。

2015年10月29日木曜日

38日目。

今日は体重を量ったら780gあったそうで、1kgを越えるのも時間の問題だ。


前にも書いたが明るいところで見ると瞳が細くなっていることもあってなかなか恐ろしい顔をしているが、寝ているとかわいい。しかし、相変わらず夜中に寝返りを打つと背中の下できゅーきゅー鳴かれて起こされたりするのは日常茶飯事で、安眠させてもらえないのには困ったものだ。

2015年10月28日水曜日

37日目。


猫の赤ちゃんから仔猫になってきた。顔が恐いと言うか目つきが恐い。猫は動物にしては顔が平たく、目が正面についているので人間に近いのだけれど、この子の場合は何となく眉毛をそり落とした恐い人に見えなくもない。暗いところだと瞳が大きくなるのでちょっとは可愛くなる。

2015年10月27日火曜日

36日目。

カブはなぜか寝ている間に足にまとわり付いて、噛む。痛いほどではないが刺激はあるので、目が覚めてしまう。
家内が色々ネットで知識を集めていて、指などを噛むのを許してしまうと、大きくなっても噛み癖が抜けなくなるのでよろしく無いと言う。寝ている間のことはどうしようもないのだが、起きているときは、噛んで遊ぼうとしたら、ぬいぐるみなんかをあてがってやった方がよいらしい。
猫の口に指を突っ込むのは面白いのだが。

2015年10月26日月曜日

35日目。

カブさんの体重は680gになっているそうで、遅いんだかどうだかよくわからないけれど、着実に成長はしつつある。
恐ろしいのは、先住猫との関係で、走り回れるようになってから、家の中を無邪気に駆け回って、縄張りを荒らしたり、先住猫用の、「15歳以上用」のキャットフードに口をつけたり、やりたい放題だ。
どうも最近先住猫が食事を摂らず、ウンコをした形跡もなく、そろそろお迎えが来るではないかと不安で、それが、縄張りを侵した新参者のストレスによるのではないかと言う気もするし、しかし、姿を見ても、触りに来ない限りは威嚇をしたりと言うことも無いから、そんなに気になっていないようにも見えるし、かと思えば先住猫の方がカブの「離乳食」のキャットフードを食べている気配もあるし、ひとつ心配が消えても、またなんやかやと考えさせられる。

2015年10月25日日曜日

34日目。

TVやPCの画面で動くものに反応するようになってきた。


こういうものに全く興味を示さない子もいるのだが、その違いはよくわからない。

2015年10月24日土曜日

33日目。

今日は会社の行事で鳥取へ。
家内も同行の予定だったが、カブの世話があるのでキャンセルした。早いものでもう一月以上経っている。狭い家だが家中を走り回り、先住猫にしばかれたりしつつ、まずまず元気に育ってくれている。耳の聞こえの問題で、先々、大きな声で鳴くようになるだろうから、その防音の対策が問題だ。

2015年10月23日金曜日

32日目。

だいたい600g弱まで育ってきたけれど、ちょっと子猫らしい丸みに欠けているような気がする。食が細いのかもしれない。
そんなことを家内と話していたら、先住猫のフードを食べているところを発見。どうなっているのか。

2015年10月22日木曜日

31日目。

昨夜も夜中中まとわりつかれて、朝起きたときも腰のあたりに寄り添っていた。
この仔にとっては我々が親のようなもので、こうして頼られるのはやはりうれしいものだが、もしかすると、くっついた方が温かいからと言う、それだけの理由かもしれない。

2015年10月21日水曜日

30日目。

昨夜は夜中に何度も起きてしまい、寝不足になっている。
走り回ったりごはんを食べたりウンコをしたりしても、いつのまにか自分のベッドに帰って寝てくれているのだが、夜中になると、人間が寝ているベッドに上がってきて、まとわりつくのだ。
ういやつよのう、と、思うのだけれど、

・もみあげをなめる。
・眉毛をなめる。
・股座に挟まって寝ようとする。
・背中に寄り添って寝てしまい、寝返りを打つと下敷きになってピーピー鳴く。

といった具合で、正直しんどい。

2015年10月20日火曜日

29日目。

519g。来た頃よりは大きくなっているが、食が細いせいか、普通の子猫よりスリムな気がする。

2015年10月19日月曜日

28日目。

かなり頭を抱えていたトイレ問題だが、昼のうちに、あっさりと、トイレでおしっこをしたらしい。ついでにウンコもしたそうだ。
とはいえ、私のPCデスクの周りは、潜り込めないように道をふさいでいるのだけれど、やはりそちらの方が好ましいようで、ぴーぴー鳴きながら通れる隙間を探そうとする。

2015年10月18日日曜日

27日目。

今度の悩みは隠れておしっこをすることで、これがなかなか躾けるのが難しそうだ。


食べたり飲んだりは安定してきていると言っていいのではないかと思うし、走り回ったりして疲れると、自分でベッドに帰って眠りについてくれるのは助かる。

2015年10月17日土曜日

26日目。

朝、ミルクをやる時におしっこをさせようとしたがほとんどしなかった。
食べるほうはと言えば、ふやかしたドライフードを小さじ半分ほどなめ取るぐらいで、しっかり食べてはくれないが、食べないわけではないし、何より元気に動き回っているので、状態は悪く無さそうだ。

しかしその後も、家内が世話をしているときに、やはりおしっこをしない。これは怪しいと思って、昨日ウンコをしたと言う私のPCデスクの周りを調べたら、壁際の、バッグなどを掛けた下の物陰の床が濡れていて、どうやらそのあたりをトイレ代わりにしているようだった。
困ったものだが、自分でおしっこをするようになったのはよいことだ。先住の猫のトイレを共用にするわけにもいかないので、子猫用の小さいトイレを買ってきてやり、ついでにベッドも用意した。

2015年10月16日金曜日

25日目。

今日は家内が浣腸をしたらしい。それでもすぐにはウンコをせず、私のPCデスクの下にもぐりこんでから、かなり固くなったのを排泄した模様。
そのウンコを持って、動物病院に検査に行き、寄生虫について調べてもらうと、結果はシロ。最初の頃蚤がついていたのだが、幼猫に蚤がいた場合、サナダムシが寄生している可能性があるそうだ。無事で何より。
耳についても聞いてみたそうだが、人間のように聴こえるか否かを意思表示してくれるわけではないので、聴力を調べるには、麻酔をかけて電流を流して、と言った大変なことになるらしいのでやめておく。

2015年10月15日木曜日

24日目。

今日は、あえてほったらかしにしたりして、夕方ミルクを50ml飲んだりして、それなりに腹が減れば飲んでくれるのだと言うことが分かったとのこと。
そのほか特に変化はなく、相変わらずウンコはしない。

2015年10月14日水曜日

23日目。

カブは、すでにベッドやソファーによじ登れるようになってしまった。
まだよちよちしているのに、動きは見た目よりすばやくて、ちょっと目を離すと見失ってしまう。
よく動くので健康なのではないかと思うのだが、食べない飲まない、排泄しない。
本当に難しい。

2015年10月13日火曜日

22日目。

うちに来て3週間が過ぎた。四国で拾われた時点で生後何日目だったのかが分からないが、ミニマムで生後3週間強、長くとも生後1ヶ月と言ったところだろう。
相変わらず食が細くてウンコもしないのは悩ましいが、それより気になっているのは、耳が聞こえているかどうか。
昔、親が二代に渡って飼っていたので、白い猫は概して身体が弱い気がしているが、特に、白猫で目が青い仔は、耳が聞こえない可能性が高いと言う。子猫のうちはみんな目が青いので、まだ本当の色は分からないのだが、音に反応しないところを見るとかなり不安だ。
大体、目の色は生後1ヵ月半ぐらいまで判明しないこともあるようだが、耳の方は生後半月ぐらいで出来上がると言うから、恐らく聞こえていないのだろう。

2015年10月12日月曜日

21日目。

3連休だが、ほぼほぼ猫を愛でるだけで過ごした。
猫は歳をとってからの方が面白いが、反面、玩具などに見向きもしなくなるので、その点では若い猫の方が世話のし甲斐といおうか、遊び甲斐はある。


爪も歯も小さいながらにしっかりしているので、今は力が弱いから笑っていられるけれど、その内かなり痛くなる。

2015年10月11日日曜日

20日目。


歯が生えているので飲みにくいはずだが、薄めに作ったミルクをまだまだ飲む。乳首の先が噛み千切られないよう注意が必要だ。

2015年10月10日土曜日

19日目。

今日は午後から家内が出かけるので、ほぼ半日、面倒を見なければならない。
おしっこなど、股間を刺激してやらないと出さないのだが、そのコツが、どうも家内はよく分かっているようで、私がやるのと家内がやるのとでは、出すおしっこの量がぜんぜん違う。
それでも、だいたい3時間おきに、おしっこ、ミルク、フードの時間を設けて、フードも小さいさじ1杯ほどなめてくれ、ミルクも飲んで、なんとかうまく行ったように思う。

2015年10月9日金曜日

18日目。

相変わらず、フードはあまり食べないようで、朝はミルクだけ与えて出た。
ウンコはしないが、固形物をほとんど食べていないので、しばらくは気長に待つべきか。

2015年10月8日木曜日

17日目。

相変わらずウンコはしないし薄めたミルクしか口にしてくれないままで、回数を増やして対応している。
しかし、元気そうではある。


写真を撮ろうとすると、素早くこっちに向かってくるのでピントが合わない。

2015年10月7日水曜日

16日目。

朝、ばたばたしつつも、離乳食は食べてくれなさそうなので通常の倍の薄さにしたミルクを飲ませて家を出る。
夜に帰り、家内に聞くと383gほどになっているとのことで、箱から出してやるとよく動き回るし、意外と足は速いし、ソファから床に飛び降りたりもしていたらしく、ウンコのことなど不安はあるが成長はしてくれているようだ。

2015年10月6日火曜日

15日目。

朝はとりあえず箱から出し、運動代わりにうろうろさせてから、粉砕したフードを薄いミルクでふやかしたものを与えてみるが、食べようとしない。ミルクの方は飲んだので、後を家内に任せて出勤した。

そういえば、昨日動物病院に行って、そうすると診察券を作ることになり、そこには猫の名前をしるさねばならないのだが、結局、

カブ

にしたとのこと。もちろん、事前に案として聞いていたので、私の知らないところで家内が勝手に名付けたわけではない。
白いから、まあ、野菜のカブっぽいというのもあるけれど、「日本最後の鷹匠」と呼ばれる松原英俊さんという方が飼っておられた鷹の一羽からいただいたものらしい。その鷹の名は漢字で書くと

加無

であり、加えるもの無し、無欠と言うことだから、ちょっと立派過ぎる気はする。

2015年10月5日月曜日

14日目。

前日の努力も報われず、ウンコをしない。
で、結局動物病院へ。
先生に浣腸をしてもらい、帰る途中で出るかもしれませんと言われたものの出ず、家で先生のアドバイスに従ってさらに浣腸をして、ようやく3本ひねり出したそうで。
家内の苦労に頭が下がる。

2015年10月4日日曜日

13日目。

今日は朝から ミルクを飲まないし、ここ数日ウンコもしていないので、流石にやばいのではないかとあれこれ手を尽くした。

・半身浴で温める。
・野放しにして歩き回らせ血行をよくする。
・肛門を軽く叩いて刺激。
・肛門周辺マッサージ。
・浣腸。
・綿棒でごにょごにょ。

しかし、まったくウンコをする気配も無い。おしっこはするので、このままだとかえって脱水しかねないため、薄めたポカリスエットを飲ませたりしつつ、様子を見て、ネットで情報をあさって、なすすべもないかと思っていたのだが…。歯が生えてきているので、もしかして、まだ小さいが、もうミルクより離乳食の時期なのかと、子猫用フードを粉砕してふやかした雑炊のようなものを与えたら…。


食べてくれました。動いて、食べて、寝て、今夜か明日にはウンコをしてくれるとよいのだが。

2015年10月3日土曜日

12日目。

体重は333gで、それなりに大きくなっていってはいるが、相変わらずミルクは飲んだり飲まなかったり。今日はそこそこ飲んだので、まだましなほうだが、もっと腹をすかせてぴーぴー鳴いてもいいんじゃないかとは思う。かなりおとなしい気がするが、家に猫の乳飲み子がいたのは20年ほど前のことだから覚えていない。


ただし、箱から出してやるとかなりうろうろと動き回るようになった。弱々しい後ろ足も、少しはしっかりしてきたようだ。

2015年10月2日金曜日

11日目。

朝、7時前に鳴き始めたので、ミルクを作って与える。最初の頃の2倍の量だが、ほぼ飲みきってくれた。家内に聞くと、3時ごろにも少し飲んでいたらしい。


夜帰宅して聞くと、まあまあ今日は良く飲んだほうらしいが、おしっこが少し色付いてきているのはよろしくない。日々調子が変わるのでなかなか難しい。

2015年10月1日木曜日

10日目。

今日も朝はそっとしておいて、家を出た。
電話で様子を聞くと、295gあり、 ミルクも昨日までよりよく飲んでいる様子。


 保護されたときに与えられていた銘柄のミルクが尽きて、別の銘柄のミルクを与えていたのだが、最初のと同じ銘柄のミルクにしてみたら飲むようになったようだ。銘柄は一緒でも、成分は違う別の商品なので、たまたまかも知れないが。

2015年9月30日水曜日

9日目。

朝はよく寝ていたので起こさぬように気をつけながら、湯たんぽの湯を入れ替えたが、結局目を覚まさせてしまい、後を家内に任せて家を出た。


 何とか小分けにしたりミルクの銘柄を替えたりしながら飲ませるなど、家内がかなり苦労しているが、今夜は箱の中でポロっとウンコをしていたりして、少しは調子は良くなりつつあるのではないかと思う。

2015年9月29日火曜日

8日目。

朝6時ごろにミルクをやろうとするが飲もうとしない。寝ていた家内が目を覚ましたので聞いてみると、3時ぐらいに与えたと言う。
後を任せて仕事に出、帰る前に電話をすると、半身浴をさせたりぬるま湯で浣腸をしてウンコを出したり、中々大変な一日だったようだ。体重は259g、歯も少しだが生えてきつつあるとのことだ。
家に着くと、ミルクをもらってよく寝ており、今日はこのままにしたほうが良さそう。

2015年9月28日月曜日

7日目。

朝起きて量って224g。あまり増えていない、と言うか、伸びが悪い気がする。ミルクを飲むのがヘタなのか、時間がかかるし、途中で疲れて10mlを飲みきれないこともあって、それが良くないのではないかと言う気がする。
成長どころかそれ以前に脱水症状につながり命に関わることだけに、何とかせねばならない。

名前について。

定春:銀魂に登場する白くてふかふかした犬。

竹千代:徳川家康、家光、その他大勢の幼名。個人的には漫才コンビの前田犬千代・竹千代(竹千代さんは後にちゃんばらトリオに参加)を思い出してしまう。

助清:「犬神家の一族」より。白いから。しかし、有名な猫ブログの方が助清と名付けた猫が早々に亡くなったらしく、縁起が悪いので却下。

とうふ:白いので。「猫侍」の「玉之丞」役の猫が「あなご」さん。そういうひらがなでちょっとおかしく、しかし響きは優しいものがあればよいのだが。

がんも:同上。しかし、イメージは「Gu Gu ガンモ」。

こんなところが候補だが、もう少し大きくならないと雰囲気が分からないので決められない。今は白くてもしゃもしゃしているが、長じると毛足の短いきりっとした感じになるかもしれないし。
また、病院で診察券を作る際などに名前を公に記すことになるのだが、そのときに苗字と合わせてあまりにもおかしいものは避けたいところだ。
昔家で生まれた猫に、里子に出す予定だったので情が移らないように「1号」「2号」と名前をつけていたら、結局「2号」は家に残ることになり、しかし動物病院で名前を聞かれて「2号です」とも言えず、 表向きは「ニャン太」と別の名前にして―ダウンタウンの「ごっつええ感じ」というTV番組のいちコーナーで、ゲームの開始の合図を鳴き声で知らせる猫のオブジェの名前が「ニャン太くん」だった―結局しまいには呼び名もそうなり、今もある骨壷にもそう書いてある。そんなことがあったので、ちょっと慎重になってしまう。

2015年9月27日日曜日

6日目。

今日の定春(仮)は218g。日々大きくなっている。脚など、少し太くなってきたようだ。住処の段ボール箱が少し小さく感じられるようになってきたので、ちょっとだけだが大きいものに替えた。



その内箱を出て暮らすようになるわけだが、先住者である、ナナさんとの折り合いがつくかどうかが分からない。今のところ、ナナさんは全く興味を示さず、最近お気に入りの洗面所で毎日勝手気ままに暮らしている。



それにしても、猫と言うのは手のかからないものだと長年思っていたのだが、これまで子猫が生まれたときの母猫たちが偉かったのだなと痛感する。成猫とちがって子猫はなかなかに手のかかるものだ。早く大きくなってほしい。

2015年9月26日土曜日

5日目。

定春(仮)のことを、家内は「竹千代」にしたいらしい。徳川家康、家光の幼名であり、長生きしそうな名前だが、私は徳川には余り良いイメージが無い。大阪に住んでいながら豊臣秀吉も成り上がりっぷりがあざとくて好みではないので、家康のうまいことやりやがったな感が嫌なだけだろう。もっとも、戦国武将で好きなのは斉藤道三とか、織田信長なのだけれども、それは坂口安吾の「信長」とか「織田信長」と言った作品の影響で、好きにも嫌いにも、深い理由はないに等しい。

それは兎も角。

今朝の定春/竹千代は、194g。ミルクは相変わらず一度にはあまり飲んでくれないので、。
夕方の授乳の後、おしっこをさせているときに、家内がようやく蚤を発見した。手桶に湯を張って風呂代わりにし、体を漬けて蚤が逃げ出て来るのを待つが出てこず、しつこく湯で洗ってから調べると、溺れたらしい蚤が見つかったので処分できた。


湯上りにドライヤーで乾かしてやると、疲れたのかおとなしく寝てしまった。蚤は他に見当たらなかったので大丈夫だと思うが、どうだろう。

2015年9月25日金曜日

4日目。

定春(仮)を、「定春」とか「さだ」と呼んでいると、家内が、「アベサダオ」とか「貞子」を連想すると言って、少し機嫌が悪い。

それはさておき。

今朝は、起きて間もなく箱を覗き、ミルクを用意して、一回目の授乳。これは一気に飲み干してくれた。もしゃもしゃした毛足の長い小さいバスマットのようなものを家内が用意していたので、それを広げて這わせると、動き回ってよい運動になったのか、あるいはそもそもミルクが少し足りなかったのか、マットのふかふかしたのを母猫の腹毛と思って吸い始めたので、起きてきた家内にミルクを用意してもらい、もう一度与えた。
2度目のミルクは半分ほど残し、まずまず腹が膨れたようだ。体重は183gで、来た日が131g、昨日は160gだったから、それなりに順調に育っているのだろうか。
ひとつ気になるのは、掴み上げて箱から出した時に、腹の辺りを虫のような小さい黒い影が這っていたように見えたことだ。ノミのような気がするが、ノミ取り用の櫛を使っても一向に引っかからない。昨日からウンコをしないのも気にかかるが、こちらも気になる。

2015年9月24日木曜日

3日目

朝、箱を覗いて定春の様子を見ると、ウンコの跡もなく、よく寝ていた。
慌しいのでそっとして出勤しようとしていたら、出がけになって五月蝿く鳴き始めたので、家内に起きてもらった。

夜帰ると、家内がちょうどミルクを与えようとしていたところで、定春を起こすと元気だが、ミルクは何故かあまり飲まない。おしっこはするがウンコはしていないので、そのせいだろうか。少し気になる。

2015年9月23日水曜日

2日目。

とりあえず呼び名がないと不自由なので、仮の名を「定春」とする。白くてモフモフした男の子である。
シルバーウィーク最終日、家内は映画を観に出かけ、私が留守居して定春の世話をする。朝のうちに家内とやるべきことは確認しあったので、問題は無いはずである。

・授乳:粉ミルクの缶には1日に6~8回と書いてある。概ね4時間に1回か。
・排尿:授乳後に、股間を刺激して排尿を促してやる。脱脂綿などで受けてやる。
・温度調節:段ボール箱にタオルなど敷き、使い捨てカイロや、ペットボトルにお湯を入れた湯たんぽなどを置いて、30度ぐらいになるよう調節。箱の上には布を掛けて温度を逃がさないようにする。授乳の際に湯を入れ替えればよいだろう。

家内が午前10時ごろに授乳したので、14時頃に箱を覗く。よく寝ていたが、気配で目を覚ました。ひとたび目を覚ますと五月蝿い。粉ミルクを付属のスプーンですりきり量り、哺乳瓶に入れ、電気ポットの湯で溶いて、しばらく冷ましてやる。
右手に哺乳瓶を持ち、左手で定春を持ち上げる。哺乳瓶の口をくわえさせようとするがなかなかそちらに気が向かず、やたらと指や手の甲などを吸おうとする。どうにかこうにか乳首を口に押し当てて、口を開けた拍子に突っ込んでやると、一転、力いっぱい吸い始めた。わずか10mlのミルクが無くなるまで、時間はかかるが、たくましく、元気に飲んでくれているのはありがたい。むしろ、空になっても吸い続けるのをやめさせるのが大変で、口から乳首を抜くのに力が要るほどだった。

湯たんぽの湯を入れ替えて定春を中に入れ、ミイミイ鳴くのを無視して布をかぶせると、やがて静かになった。

3時間ほど経ち、静かに寝ているなあと思いながら布をめくって中を見ると、いつの間にかウンコをしていた。しかも、ウンコがこすれた跡がある。箱の底には念のためペット用トイレシートを敷いているから、箱そのものにダメージは無いが、恐らく定春の身体はウンコで汚れていよう。
シートを代え、湯たんぽの湯を入れ替え、ウェットティッシュで身体の汚れをぬぐい、ミルクを用意して飲ませる。おしっこをさせて再び身体を拭いてやる。何とも慌しいが、面白くもある。

夜に家内が帰宅し、また乳をやり、体重を量ると160gに増えていた。順調なのかどうかよくわからないが、まずいことにはなっていなさそうだ。

2015年9月22日火曜日

子猫が来た。

火曜、前日だけで仕事が片付かず出社。しかし、それほど時間がかからず何とかなる目途が立ったので、明るいうちに家に帰った。猫が来るのが気になっていなかったと言えば嘘になる。
シルバーウィークの最終日前日で、そろそろ交通渋滞なども起きている頃。案の定、妻の電話に、友人から、渋滞に引っかかっていると言う連絡があった。
生まれたばかりの子猫を四国から大阪へ運んでくるだけでも大変だろうに、渋滞にまで巻き込まれるとは、なんと言うご苦労であろうか。

私は横になっているうちに眠ってしまい、インターフォンの音で目が覚めた。
猫が来たのだった。
段ボール箱にタオルやぬいぐるみを詰めた中に、真っ白で、ボブテイルというのか、尻尾がほとんど無い子が蠢いていた。生まれたばかりと聞いていたが目がすでに開いており、ミイミイとよく鳴き、動く。元気な子だ。外見からは何の問題も無く見えるが、真っ白な子は体が弱いと言う印象はあり、家内は耳が聞こえているか、など、幾つか白猫特有の不安点を挙げていた。それよりも私には、今まで縁がなかったせいか尻尾の短いタイプの猫は随分奇異に見えて、そちらの方が気になったが、家内によると東日本には多いらしい。料理用のスケールで量って、131g。生後間も無い子としては標準的な数値のようだ。

猫用の粉ミルクや哺乳瓶など、四国にいる間に用意していたものをいただき、病院代にと心づけまでいただいて、一通り、引渡しは完了した。家内から、今いる猫との間に問題があるようだったら里親を探す旨を伝え、今後の猫の様子を連絡するかどうかを確認。半端に気持ちが残ってもよろしくないからと言うことで、以後の連絡は無用とのことになった。そしてお二人を見送り、これで全ての責任は我が家が負い、 この乳児の世話が始まる。

過去に、2回の出産に立ち会ってきたが、いずれも母猫がしっかりと世話をしていたから、我々は何の苦労もしていない。しかし今回は、乳を与えたり、下の世話をしなければならないし、母親の体温の代わりに温めてやる必要もある。とは言え、とりあえず、授乳はできたし、排尿の世話も出来た。その数時間後に突然鳴き出したので様子を見ると早くもウンコまでしていたのには驚いたが、何とかなりそうではある。我が家の老猫も今のところは敵意も関心も無いらしく、そちらもひと安心だ。

2015年9月21日月曜日

子猫が来る。

月曜、連休明けの仕事のつまり具合に不安があったので、少し片付けておこうと勤務先へ出社。
お得意先のプレスリリースの原稿をまとめていると、家内からの電話が鳴った。何かあったのかと思って出ると、家内の友人が四国の宇和島に帰省したところ、親とはぐれたらしい野良猫の子がいて、引き取ってくれないかと連絡があったと。
友人のご実家では、野良猫には野良猫の運命と言うものがあるのだから、自分で動けるようになるまでは面倒を見てもよいが、その後は放り出すと言っているそうな。一方友人と、いっしょに帰省している姪御さんは、育ててあげたいと思っているが、ともに一人暮らしで乳飲み子の面倒は見られない。
で、長年猫と暮らし、猫のお産にも立ち会った経験のある我が家に声を掛けたとのことだ。
問題が無ければ喜んで引き取るが、問題が無いわけでは無い。家には、亡母が拾って、母の入院を機に引き取った、ナナさんと言う、推定15歳以上の老猫がいる。最近少し老いが見えてきていて、新しい猫がストレスを与えることになるとよろしくない。相性が悪くて喧嘩をする恐れもある。昔、我が家の最初の猫は、家内が家のそばに捨てられていた幼猫を拾ってきたのを見て、相手が敵対できるほどの存在ではないにも拘らず、すぐにでも噛み殺そうと言う勢いで威嚇していた。ナナさんが襲い掛かったりでもしたら、却って可哀想なことになる。

とりあえず預かって、やばそうだったら里親を探そう。

と、家内に告げて電話を切った。