2015年9月22日火曜日

子猫が来た。

火曜、前日だけで仕事が片付かず出社。しかし、それほど時間がかからず何とかなる目途が立ったので、明るいうちに家に帰った。猫が来るのが気になっていなかったと言えば嘘になる。
シルバーウィークの最終日前日で、そろそろ交通渋滞なども起きている頃。案の定、妻の電話に、友人から、渋滞に引っかかっていると言う連絡があった。
生まれたばかりの子猫を四国から大阪へ運んでくるだけでも大変だろうに、渋滞にまで巻き込まれるとは、なんと言うご苦労であろうか。

私は横になっているうちに眠ってしまい、インターフォンの音で目が覚めた。
猫が来たのだった。
段ボール箱にタオルやぬいぐるみを詰めた中に、真っ白で、ボブテイルというのか、尻尾がほとんど無い子が蠢いていた。生まれたばかりと聞いていたが目がすでに開いており、ミイミイとよく鳴き、動く。元気な子だ。外見からは何の問題も無く見えるが、真っ白な子は体が弱いと言う印象はあり、家内は耳が聞こえているか、など、幾つか白猫特有の不安点を挙げていた。それよりも私には、今まで縁がなかったせいか尻尾の短いタイプの猫は随分奇異に見えて、そちらの方が気になったが、家内によると東日本には多いらしい。料理用のスケールで量って、131g。生後間も無い子としては標準的な数値のようだ。

猫用の粉ミルクや哺乳瓶など、四国にいる間に用意していたものをいただき、病院代にと心づけまでいただいて、一通り、引渡しは完了した。家内から、今いる猫との間に問題があるようだったら里親を探す旨を伝え、今後の猫の様子を連絡するかどうかを確認。半端に気持ちが残ってもよろしくないからと言うことで、以後の連絡は無用とのことになった。そしてお二人を見送り、これで全ての責任は我が家が負い、 この乳児の世話が始まる。

過去に、2回の出産に立ち会ってきたが、いずれも母猫がしっかりと世話をしていたから、我々は何の苦労もしていない。しかし今回は、乳を与えたり、下の世話をしなければならないし、母親の体温の代わりに温めてやる必要もある。とは言え、とりあえず、授乳はできたし、排尿の世話も出来た。その数時間後に突然鳴き出したので様子を見ると早くもウンコまでしていたのには驚いたが、何とかなりそうではある。我が家の老猫も今のところは敵意も関心も無いらしく、そちらもひと安心だ。

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